第17回 全国菓子大博覧会・札幌
会期
昭和43年6月6日から17日の12日間
場所
札幌市大通公園で開催されました。
名誉総裁
高松宮宣仁親王殿下(高松宮喜久子妃殿下開会式ご臨席)
名誉副総裁
園田 直(厚生大臣)
椎名 悦三郎(通商産業大臣)
小川 平二(労働大臣)
総裁
西村 直己(農林大臣)
町村 金五(北海道知事)
原田 与作(札幌市長)
広瀬 経一(北海道商工会議所連合会会頭)
森永 太平(全国菓子協会会長)
若原 譲(全国菓子工業組合連合会理事長)
副総裁
小林 茂義(全日本菓子工業協同組合連合会理事長)
会長
古谷 辰四郎(北海道菓子協会会長)
会場の様子
その他
展示出品30560点、審査出品11337点に達し、博覧会史上空前の規模となりました。またイギリス、フランス、スイスからも出品され国際色豊かになりました。
来場者には抽選で電化製品が当たりました。
出来事
- バラキャラ1個1円から8個10円(名古屋)
- 全国の中小チョコメーカー26社で「日本チョコレート」設立
- ズルチン使用禁止が官報で告知
- 全国景品付玩具業者が協議会を結成し自主規制
- チクロの毒性が米国で問題に
- スーパーの店舗大型化に伴い菓子の売行き好調、輸出も前年比60%増
世情
- 米国がベトナム戦争で枯葉剤の使用開始
- 金嬉老事件
- 米国、キング牧師暗殺
- 仏、五月革命・郵便番号制スタート
- 札幌医大附属病院で、日本初の心臓移植手術
- 川端康成、ノーベル文学賞受賞
- 大気汚染防止法と騒音規制法施行
- ソ連がチェコ侵攻「プラハの春」弾圧
- 三億円事件
- 初のレトルト食品「ボンカレー」発売
- 流行語「ハレンチ」「とめてくれるなおっかさん」「ノンセクト」「タレント候補」「ゲバ棒」「ポップ」「サイケ」
- 流行歌「恋の季節」「365歩のマーチ」